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悉地先生六段合格!

 11月15日、八王子で行われた審査会で、悉地正浩先生が見事、剣道六段に合格されました。おめでとうございます! パチパチパチ! そんな悉地先生に審査のお話しを伺いました。六段審査の実際と喜びの声をお届けいたします。


――審査前の心境はどうだったのでしょう?


「平常心ということを自分に言い聞かせていました。直前では『実技審査では中心を取って先をかけるぞ』と、心に決めていました」


――そういえば審査4日前の土曜日、つまり錬成大会の前日の稽古で、悉知先生は子どもたちに「普段の稽古でやっているように、平常心で試合に臨もう」とおっしゃっていました。あれは自分に言い聞かせていた言葉でもあったということなのでしょうか。


「そのとおりです」


――実技審査の様子を教えてください。


「まず一人目のお相手ですが、最初こちらが中心を攻めると、どういうわけかお相手が竹刀を開きましたので、そのまままっすぐに面に打ち込みました。これが決まって初太刀となりました。つづいて同じように中心を攻めると、また面に来たので今度は返し胴。ここからお相手がさらに3回連続で面に飛んできたので、3回とも出端面を決めました。二人目は、こちらが攻めると少し引いたので、そのままさらに攻めて面に飛びこみ、面を頂戴しました。そこから、左に抜ける返し胴などをいただいて、実技は終了しました」


――お話を伺っていると完璧な実技審査だったように感じます。日本剣道形の審査についてはどうだったのでしょうか。


「実は私、実技よりも形に不安がありまして。先ほど『平常心ということを自分に言い聞かせていた』と言いましたが、逆に言えば、平常心と言い聞かせずにはいられない心情だったのです。二日前から、不安のせいであまり眠れないくらいでしたから」


――いつも堂々とされている悉地先生でも、そのように緊張されるのですね。親近感を覚えます。かくして先生は六段に合格されました。今の心境をお聞かせください。


「大野剣友会に入れていただいて1年ほどになります。大野剣で皆様と一緒に稽古をさせていただき、先生方にたくさんご指導いただきました。審査当日は紫の心剣の手ぬぐいを巻いて実技に臨みました。大野剣からいただいた思いを背負って審査を受けたつもりです。みなさんのおかげで合格することができました。ありがとうございました」


 悉地先生、あらためまして、六段合格おめでとうございます。


 直近ではもう一つ喜びのニュースが。萩野昭斎先生(六段)が錬士になられました。こちらもすごい! おめでとうございます、パチパチパチ!


 大野剣、盛り上がってまりました。大野剣のみなさま、私たちも先生たちにつづいて精進いたしましょう!

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