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 2025年10月5日(日)、大野剣友会の第43回錬成大会が行われました。今大会が大野剣創立45周年の記念大会ということもあり、前会長で大野剣の顧問である島田先生の他、OBの方々がたくさん駆けつけてくださいました。

 試合は4チームの対抗戦。1チームには先方の小学生から大ベテラン剣士までの11人、これに小手組のメンバーが加わる大所帯、その対抗戦です。どの試合も、勝ち人数一人差、中には一本差で勝ち点を競う展開が続出。とても白熱した展開となりました。 

 そんな中で優勝したのは見崎会長率いるAチーム。最終戦で、トップを走っていた萩野先生チームを下しての大逆転勝利。記念大会にふさわしく、大会は大いに盛り上がりました。

 午後からは「かつ太郎」でOBと一般剣士が集まっての記念パーティー。参加者の最高齢は86歳。創立メンバーの諸先輩からもお話を伺う、貴重な会となりました。

 当時子供だった方からのお話、若手参加者からの最近の大野剣の報告などもあり、世代を超えた交流が実現。これもまた、記念パーティーにふさわしい会となりました。

 創立45周年という大きな節目を越えた大野剣友会。長い時間の重みと伝統を背負いつつ、さらに発展していきます。その鍵を握るのは子ども達を含む私たち一人一人。みなさま、これからもがんばっていきましょう!

 
  • 9月19日
  • 読了時間: 2分

更新日:10月2日


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 9月14日(日)、国府台体育館にて、市民大会少年の部が行われました。今年もたくさんの少年剣士たちがしのぎを削った今大会。大野剣からも多くの剣士が出場しました。

 毎度のことながら、悲喜こもごもの結果でした。自分の目標に届かず悔し涙を流した選手。思った以上の結果を得て自信を深めた選手。初の公式戦で、価値ある緊張感を味わえた子もいました。今回は、主にくやしい思いをした子に向けて、メッセージを送ります。

 稽古は裏切らない。でも実は、稽古の頑張りが試合の結果と直接結びつくわけではありません。例年よりも暑かったこの夏、大野剣の子ども達は頑張って稽古に励みました。勝てた子は、その成果でしょう。でも、努力したのは他の道場の子ども達も同じ。自分よりもたくさん稽古した子に当たってしまって、負けることだってあります。あるいは、いいところまで優勢に進めていたのに、試合の流れで一本を決めきれず、逆にまぐれかもしれない相手の一本が評価されてしまう場合だってある。

 すなわち試合の結果は、運にも左右されます。その運を圧倒するほどの稽古が積めていなかった、という言い方もできますけれど。いずれにせよ、試合に負けることは誰しもある。

 試合に負けてしまった。あんなに努力したのに。そうやって、投げ出してしまいたくなる気持ち、わかります。では、この夏、稽古したことは本当に無駄だったのか。

 そんなことはありません。夏前と今で、実力はどちらが上でしょうか。たしかに試合に負けたけれど、夏前の自分より、上には行けた。強くなった。つまり、夏前の自分に勝った(克った)のです。そこが、剣道で最も大切なところです。

 剣の道はまだまだ続きます。その道を外れて刀を置くのは実に簡単で、いつだってできます。難しいのは続けること。こっちは大変だけど、その分、自分を高められる。だからあと一歩、あと半歩。前に行くために、少し休んだらまた立ち上がろう!

 
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 8月31日、夏休みを通して行われた素振りチャレンジ2025の結果発表と表彰式が行われました。   小手組で最も多く素振りをして萩野特別賞に輝いたのは4才のT司くん。記録は1万3531本で、生き物の絵本が賞品として贈られました。 

 続いて面組、3位はAくんの3万5000本、2位はHさんの8万4680本。それぞれに萩野先生から、素敵な本のプレゼントがありました。

 そして栄えある優勝者は、キャプテンのM花さん。記録はぶっちぎりの12万6000本でした。  この夏、市川の代表選手として富士山杯でも活躍したM花さん。忙しい中で1日平均3000本を振りました。どうやら、1万2000本を振った日もあったようです。その日は何時間素振りをしたのでしょう。100本を30分で振ったとしても、6時間はかかる計算です。すごいですね。優勝したM花さんは、優勝賞品として鯨の絵の入った美しい手ぬぐいをゲットしました。

 表彰された子もそうでない子も、夏の暑い中、みんなよくがんばったと思います。強い選手は素振りをします。素振りをしないで強くなった子はいません。素振りチャレンジは夏で終了しましたが、選手のみなさんはこれからも、毎日の素振りを続けましょう!


 
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