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 2月8日、大野剣友会の選抜5名が、塩浜体育館で行われた第32回柏井剣志会剣道大会に出場しました。市内だけでなく、市外さらには県外から多数の剣友会が参加する今大会。予選で当たった大野剣友会のお相手も、2チームとも県外からはるばる遠征してこられた剣友会。いずれも強いチームで、大野剣友会は2連敗し、予選敗退となりました。

 悔しいです。いや、いい所もあったと思います。特に、全体的に今までよりも積極性が増していた点は、成長していたと思います。が、成長するのはどこの剣友会だって一緒。お相手のチームの方が、大野剣より強かったこと、さらに言えばよく鍛えられていたことは、まぎれもない事実だと言えます。

 彼らと何が違うんだろうか。稽古量でしょうか。それもあるかもしれません。足りないと思ったら、もっと積極的に稽古に参加すればいい。出稽古でさらに技を磨くなり、あるいは自宅でイメージ稽古をするなり素振りをするなりすればよい。

 でも、それだけじゃない気がするんです。今日の稽古に何を求めるかのテーマ設定力。稽古への集中力。学んだことを次につなげる反省力。つまり剣道の意識の高さによって、一回一回の稽古の質も、成長度合も変わってくると思うんです。

 限られた条件の中でも目標を高く持って、成長しようと意欲的になれれば、いくらだって強くなれる。うまくなる。みなさん、意識を高く持ちましょう!

 子どもたちの年間目標が出そろいました。「こういう技を身に着けたい」「ああいう足さばきを手に入れたい」という具体的なものから、「〇〇大会で入賞したい」「たてを獲りたい」というワンランク上の目標。さらに、「勉強をがんばりたい」などという、一見すれば剣道とは違うように見える目標もありました。

 ただし、剣道の究極の目的は人として成長していくこと。ですから、勉強だって立派な目標です。みんなが自分で自分に課した目標です。1年をかけて、それぞれの目標を全員が達成できると良いですね!

 2024年12月15日(日)大野剣友会は、クリスマス会を兼ねた少し早めの忘年会を開催しました。参加者は子どもたち、保護者含めて48名。大いにもりあがりました。

 ふだんとは違う環境での子ども同士の交流。保護者の方々含め普段お話のできない人との楽しいひと時。とても有意義な時間となりました。

 忘年会のクライマックスは、K平くん(中3)とS君(小6)が登場した瞬間です。彼らはこの日、一級審査に挑戦し、見事合格。その吉報を携えて、会に駆け付けたのです。大きな拍手で迎えられた二人。来年の抱負を、こんな風に語ってくれました。

S君「来年は中学で初段を目指します!」

K平君「こうなったら行けるところまで行ってみます!」

 S君、K平くん、おめでとうございます。あらためて、大きな拍手を送ります。彼らに負けないよう、来年も盛り上がってまいりましょう。

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