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  • 6月11日
  • 読了時間: 2分

更新日:6 日前


 6月8日、島田杯少年少女剣道大会が行われました。元会長である島田稔先生の功績をたたえて創設されたこの大会も今年で早4回目。前回に引き続き曽谷青少年剣友会さんと市川東部支部さんをお迎えし出場選手の数は過去最多、前回以上の盛り上がりを見せました。

 団体戦は決勝が代表戦にもつれ込むなど熱気にあふれました。個人戦でも開会式で選手宣誓をし、先日剣道一級にも合格したM花キャプテンが高学年の部で四連覇を果たすなど、大野の選手たちは大いに活躍しました。面をつけて2か月の選手たちにとっては今大会がデビュー戦。とても良い経験になったと思います。

 その島田杯を午前に終えて、午後からは選抜された子ども達が初出場の市川少年剣道大会の団体戦に出場。こちらの大会は15チームが参加する、島田杯よりも規模の大きな大会です。大野の子ども達にとっては初めて体験する午前と午後の大会ダブルヘッダー。しかし子ども達は疲れも見せず果敢に挑みました。大野Bチームが予選リーグ突破、決勝リーグで優勝チーム相手に代表戦まで持ち込むなどの健闘を見せてくれました。

 仲間との励まし合いや信頼。勝つ喜び、負けた悔しさ。子どもたちには、そんな様々な思いと経験を次へつなげてもらいたい。剣の道は、この先もずっと続いていきます。

 
  • 4月7日
  • 読了時間: 2分

 4月7日(日)、第21回市川市北部剣道大会が行われました(画像はそのプログラム)。大野剣友会からはA、B2チームが参加し、白熱した戦いを繰り広げました。

 まず大野剣Bチーム。初出場の選手もいましたが、緊張の中でよく戦ってくれました。経験者の選手も、格上のチーム相手に勝ち星を挙げるなど健闘が目立ちました。

 続いて大野剣Aチーム。こちらは予選を突破する活躍。予選ではわずかな差で2位になり、決勝トーナメントでも強敵相手をあと一歩まで追い詰めました。

 今回も表彰台はならず。それでも実りある体験になったことは間違いないと思います。いつかレベルアップし勝ち切って、次のステージに上がってくれることでしょう。

 また今大会は、大野剣友会が東部支部が合同で運営を担った大会でもありました。審判を担われた先生方、会場役員を務められた保護者の皆様、ご協力、ほんとうにありがとうございました。大野剣友会全体の結束は強まり、経験値も上がりました。その意味でも、実り多きであったと思います。

 次回の大会は6月に予定される島田杯。まだ決定ではありませんが、この日は、ちょっとしたサプライズがあるかもしれません。選手の皆さん、次の試合もすぐそこです。今大会で悔しい思いをした方はとくに、次を目指してがんばりましょう! 保護者の皆様も、引き続きよろしくお願いします!

 
  • 3月23日
  • 読了時間: 2分

更新日:3月25日




 3月23日(日)、大野剣のSキャプテン(画像中央椅子、会長の隣)が、キャプテンとしての1年間を全うしてついに、卒業稽古の日を迎えました。

 彼が頭のよい少年であることは、彼が大野剣に入った直後に、すでに分かっていたことでした。そのことは、会話の端々からすぐに感じ取れました。けれども彼には弱点がありました。みんなと歩調を合わせることが苦手だったのです。いい意味でも、悪い意味でもマイペース。気に入らないとカッとした表情を見せたこともありました。だからS君にキャプテンを彼に任せてよいかどうかについては、実は議論もありました。

 そんな議論を終わらせたのは、他でもない、彼自身の成長でした。稽古を重ねるにつれて人の話に耳を傾けられるようになり、大きな声でみんなを導くこともできるようになりました。剣道の腕もめきめきと上あがりました。それにつれ、彼がキャプテンをやることに伊木を唱える声は消えていきました。つまり彼は、自らが成長することで、キャプテンを任せられるということを証明してみせたのです。

 とはいえキャプテンになってからの彼には、気苦労も多かったと思います。防具を着ける際にも、他の子であれば怒られない場面で、キャプテンであるがゆえに「早くしろ!」と怒鳴られたこともありました。

 しかし彼は辛い思いを表に出しませんでした。悲しくても表情を変えませんでした。泣いたり怒ったりすることもありません。いつも平然として、キャプテンとしての責務を淡々と果たし続けました。その態度は彼の人としてのたくましさ、強さ、そのものでした。

 S君、あなたはとても立派なキャプテンでした。あらためて、卒業、おめでとう。そして1年間、キャプテンとしてがんばってくれてありがとう。大野剣で身に着けたその強さで、これからの人生を切り開いていってください! 

 
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