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50円でできる!剣道フェイスシールド


 剣道フェイスシールドの作り方を考案しました。「そんなもん手作りで、できるのか?」できます。しかも簡単に。

 材料は、透明プラスチックのカードケースA4サイズと、ひも。それだです。カードケースはダイソーの100円均一ですが、このカードケース一枚から、フェイスシールドが4つ作れます。ひもは、25センチ程度のひもを3本、ご用意ください。これも、100均のひもを買えば、フェイスシールド4セット分ぐらいは取れます。なので、フェイスシールドを1つ作るのに、50円という計算です。(画像のひもは実際の長さのものではありません)

 つぎに、フェイスシールドの型紙を作ります。自分の面の、縦幅、横幅を採寸して作ります。シールド面にやや膨らみを持たせるため、横幅は面の直線的な採寸よりも左右2センチほど広めにします。

 画像は管理人のそれです。管理人は、身長174センチで顏はやや大きめです。

 この寸法を参考にしていただいきつつ、個人でカスタマイズするのがよろしいかと思われます。右上、左上、中央下の〇印は、ひもを通すための穴です。

 透明カードケースを型紙通りに切り抜いて、角を丸く切り取り、穴あけパンチなどで穴をあけ、ひもを結んで完成! 

 とても簡単! 管理人の場合ですが、採寸、型紙の作成開始から本体の完成までで、30分程度で作れました。切り取り線を、型紙から油性ペンで直接写したので、若干、完成品にも名残ができてしまいました。しかし、これでも視界には、まったく影響ありません。では、装着してみます。(面に取り付ける際の画像は、ご想像のとおりなので省略します)

 フェイスシールドを内側からはめ込み、左右のひもを、面がねの上から3本目に結んだのち、邪魔にならないように内側に入れます。中央下のひもは、縦がねに結んだのち、内側に入れます。 

 いかがですか、この完成度! 

 三点留めだからずれません! 飛沫感染は大幅減! 視界も良好! 上と下に隙間がありますから呼吸も苦しくありません! しかも激安! 脱着も簡単! 使用後に水で洗えば何度でも使えます。『大野剣式フェイスシールド』と名付けます。

 管理人はふだんから自作のフェイスシールドを使用していますが、フェイスシールドは内側の口元付近に飛沫が付着しがちです。いつもはマスクをして、その上からフェイスシールドを装着しています。でも剣道の稽古中にマスクをするのは、酸欠の危険性があると思います。口元の飛沫が気になる方は外側に不透明のシール(テープ)を貼るとよいと思います。

 緊急事態宣言が39県で解除されました。もうすぐ通常稽古もできるのかなと思いきや、5月19日の全剣連からの通達では、解除後でもひきつづき対人稽古を自粛してほしいとの要請がなされました。みんなでの稽古は、まだまだ先になりそう。

 でも、我々剣道家は武士の末裔です! 「いざ鎌倉」の精神です! いつ対人稽古が再開してもいいように、その日に備えましょう。

 『大野剣式フェイスシールド、お試しください。


追記1:5月25日、全日本剣道連盟から「稽古再開の今後の予定」という「お知らせ」が通達されました。それによると、全日本剣道連盟が進めてきた感染防止の用具の開発が進み、現在その実効性を医科学的見地から検証中とのこと。そして、その結論が10日程度で出る予定で、その結果を踏まえて今後の稽古内容や再開時期について、ガイドラインを発表するとのことでした。10日と言えば、6月の第一週の後半あるいは第二週のはじめぐらいでしょうか。まずはその検証結果を待ちましょう。

追記2:本ブログで考案した50円剣道フェイスシールドは、感染防止の実効性を科学的に証明したものではありません。また、今年も暑い夏になりそうですが、熱中症の危険性がこのフェイスシールドでどの程度高まるのかについても、検証しておりません。したがいまして、ご使用の際には、もうしわけありませんがあくまで自己責任でお願いします。

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