今年こそ「気剣体一致」を目指そう!
- yoshidajun9
- 2019年1月13日
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1月13日、大野剣友会で、新年の初稽古が行われました。新年稽古ということで、通常の稽古に加えて、子ども達による防具つけ競争や雑巾がけ競争も開催。まず面つけ競争は、高学年が面に加えて胴、垂れも外して挑みました。総合優勝は5年生のM丸くん。低学年の部では2年生のF原くんが優勝しました。つづく雑巾がけ競争は、学年に応じてハンデあり。そんな中での総合優勝は4年生のF本くん、低学年の部優勝が1年生のE田君と決まりました。

優勝した選手たち、おめでとうございます。勝利を逃したみなさんもよくがんばりました。剣道は、防具を早く上手につけられる方が強くなります。先に稽古を始められるので上達が早いのは当然です。来年は、も っと早くつけられるようにがんばりましょうね。稽古が終わるとお汁粉会。さらに午後からはバーミヤンで新年会。楽しい食事にビンゴ大会と、大盛り上がりの一日でした。
ところで。新年初稽古の終わりに島田会長はこうおっしゃいました。
「気剣体の一致を目指しなさい」
島田会長のおっしゃる「気剣体の一致(きけんたいのいっち)」とはなんでしょうか。全日本剣道連盟が発行している『剣道指導要領』で、「気剣体の一致」は次のように説明されています。
「『気剣体の一致』とは、攻防動作を効果的に行うための大事な要素を表現したことば。主に打突動作の教えであり、『気』とは気力のこと、『剣』は竹刀操作のこと、『体』とは体さばきと体勢のこと。これらがタイミングよく調和がとれ、一体となって働くことで有効打突の成立条件となる」。
ことばの意味をつかむだけでも難しいですよね。ましてこれを実現するとなると、かなり高度です。ましてお相手のいる中で瞬時に「気剣体の一致」を実現するとなれば、大人だって難しい。
でも難しいからこそ、やりがいがあるってものです。今年一年の大野剣の目標は「気剣体の一致」。目標に向かって一つ一つ、稽古をつみ重ねていきましょうね。

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