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大盛況!第1回島田杯!

  • 執筆者の写真: yoshidajun9
    yoshidajun9
  • 2022年5月16日
  • 読了時間: 3分

更新日:2022年5月16日

 2022年5月15日、大野小学校体育館にて、大野剣友会主催『第1回島田杯少年少女剣道大会』(以降“島田杯”)が、大野剣に縁の深い市川東部さんを招いて行われました。

 

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 試合に先だって行われた演武では、大野剣の面組が木刀による剣道基本技稽古法を披露。続いて東部のハチマキ組(大野剣で言う小手組)、最後に大野剣の小手組が、稽古風景を演武として披露。小手組は全員、剣道を始めてまだ一か月の子どもたち。でもY田くん、H代さん、F川くん、M山くん、Hさんの5人は、みんな大きな声で元気よく竹刀を振り、客席から大きな拍手をもらっていました。

 次は団体戦。大野A、大野B、東部の3チームが3名1チームで激闘を繰り広げました。特別ルールとして、中堅がいない大野Bのために、大野Bの試合の中堅戦はあらかじめ引分。また東部と大野Bの先鋒は3年生のため、あらかじめ一本が与えられるという島田杯ルール。そんな中で優勝したのは、なんと中堅のいない大野Bチームでした! ハンデがあったとはいえ一人足りないチームが優勝するなんて、いったいどういうこと? 

 その謎は、個人戦の結果で明らかになりました。個人戦は3年生から6年生まで一切ハンデ無しのガチンコ勝負。その中で予選リーグをあれよと勝ち上がり、決勝トーナメントで優勝をもぎ取ったのは、なんと3年生のM花さんでした。そして何を隠そうこのM花さんこそ団体戦で優勝した大野Bの先鋒だったのです。え? もしかして一本ハンデはいらなかったんじゃ、ですって? いやいや、ここはM花さんを称えるべきでしょう。この日のM花さんは、たしかに動きがキレていました。強い上級生たちに臆することなく次々と胴を抜きまくっていました。これも日ごろの稽古の成果です。おめでとう、M花さん。

 準優勝したY月さん、伸びのある面を何本も決めて、素晴らしい戦いぶりでした。3位のY真くんはこれまでにない積極果敢な戦いと気合を見せてくれました(声も出てたぞ!)。同じく3位のN花さん、試合直前に足を痛めるアクシデントにもかかわらず最後まで戦い抜いた姿勢、立派です。惜しくも個人戦の入賞に届かなかったT田くんですが、団体戦で見せた完璧な出端面は客席から「おおっ!」と驚きの歓声があがったほど鮮烈でした。

 東部の選手たちの健闘も光りました。3年生のY田くんの胴打ちは上級生たちを幾度もほんろうしましたし、N原くんの前へ出る勢いはすさまじかったし、M本くんの気勢は、他を圧倒するものでした。東部の選手のみなさん、いい試合を見せてくれてありがとう!(大会の詳細につきましては『花ちゃん姉妹のパパ剣道日誌』も合わせてお読み下さい)


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 島田杯の『島田』という名前は、これまで42年間、大野剣友会をけん引してこられた島田稔会長の功績を記念し、その名前を冠としたものです。その島田会長が、ずっと大切にしてこられた「心」があります。それは「剣道を楽しむ」という心。閉会式の大会総括でも、島田会長はこうおっしゃいました。

「いい試合をたくさん楽しく見せてもらいました。これからも仲良く、楽しく、剣道を続けていってください」

 剣道は武道。苦しい稽古や負ける悔しさに遭遇することだってたくさんあります。でも、それらを乗り越えて強くなることの、なんと楽しい事でしょう。

 大野剣友会はこれからも、島田杯を大切に育てていきたいと思います。選手一人ひとりの剣道ひいては人生の糧となるように。

 大会にご尽力いただいた保護者の皆様、先生方。おかげ様で記念すべき第1回大会は大盛況となりました。心から感謝申し上げます。ありがとうございました!

 
 
 

1件のコメント


堀畑雅哉
堀畑雅哉
2022年5月16日

島田杯の準備から運営まで、本当にありがとうございました。本当にお疲れさまでした。

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