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新聞紙刀で自主稽古!


 新型コロナウイルスが猛威を振るっています。「外出はなるべくひかえるように」とのことですが、稽古しなければ剣道力は落ちてしまいます。せめて部屋の中で、素振りだけでもしたいものですが、部屋の中で竹刀を振り回すと、電灯を割ってしまったり、壁に穴をあけちゃったりで大変ですよね。

 そこでおススメなのが「新聞紙素振り」という自主稽古です。

 まずは『新聞紙刀』の作り方。①新聞紙を広げず2つ折りのまま、2日分重ねます。②固く巻いてセロテープで止めます。これだけ。

 これで長さ約55センチの『新聞紙刀』の出来上がりです。竹刀よりも短くて軽いので、その分、力まずに振れます。速く振れますが、最初はゆっくり、丁寧に。基本に忠実に、一拍子で(スムーズに)振れるように気を配りつつ、足さばきもつけて行ってください。

 まずは前進後退正面打ちを10本。そこからスピードを上げて、ふたたび10本。スマホが使える環境なら、動画で撮影して、インターネット上に載っている有名剣士たちの正面素振りと比べてみましょう。自分の課題を見つけたら、修正して、もう10本。これを、左右面、跳躍面でも試してみましょう。

「昭和の剣道聖」と呼ばれた高野佐三郎先生は、太平洋戦争で日本が負け、GHQによって剣道が禁止されていた時代に「棒を振って走っていれば力は落ちない」とおっしゃいたそうです。さああなたも「新聞紙刀」で地力を蓄えよう! 新聞紙を丸める前に気になる記事を読めば国語力もアップ!!するかも!?










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